教授久保田 龍二 HTLV-1はヒトのリンパ球に感染して生涯感染が持続します。世界では数千万人が感染していると推定され、日本には約108万人の感染者がいると報告されています。このウイルスに感染した人の一部に成人T細胞白血病(ATL)やHAMが発症します。 両疾患とも鹿児島県に一番患者さんが多いのが現状ですが、未だ根治療法がありません。私は神経内科医としてHAM患者さんのご苦労を目のあたりにして、何とか病気を解決したいと思いHTLV-1とHAMの研究に進みました。ATLやHAMは、鹿児島をはじめとした南九州の大きな問題であり、根治療法の確立は緊急の課題です。 私たちは、HTLV-1研究とHAMの根治療法確立のために精一杯取り組んでまいります。 准教授 田中 正和 客員研究員 児玉 大介 HAMの化学療法、アッセイ法、糖鎖を研究しています。 特任研究員 有島 志保 晩ごはんのメニューに悩む毎日です。 技能補佐員 冨田 洋子 のびのびとした研究室です。 客員研究員 松﨑 敏男 客員研究員 出雲 周二