フローサイトメーター
ヒトレトロウイルス学共同研究センター1Fにあるフローサイトメーター《CytoFLEX System B3-R1-V0》
の使用注意点と予約方法のページです。
青色レーザー、赤色レーザーが搭載されています。蛍光フィルターは、FITC、PE、PerCP、APCに適したフィルターが装着されており、代表的な蛍光色素を測定することができます。
光軸調整の必要がなく、誰でも簡単に使うことが可能です。
【スペック】
- レーザー光源:青色レーザー(発振波長488±5nm 出力50mW以上)、赤色レーザー(発振波長638±5nm 出力50mW 以上)を含む2 種類以上の空冷固体レーザーが搭載
- 蛍光検出器:APD(Avalanche Photo Diode detector arrays):蛍光検出感度:FITC 30MESF(1 細胞あたりFITC 30 分子)未満、及びPE 10MESF(1 細胞あたりPE 10 分子)未満
- 最小検出粒子径:488nm側方散乱で0.3μm
- 解析速度:30,000 イベント/秒以上
- 表示ダイナミックレンジ:7decade logarithmic 以上
- サンプル吸引部:12×75mm 試験管、1.5ml 及び2.0ml マイクロチューブの各種サンプル容器に対応。
- 蛍光補正(コンペンセーション):全ての蛍光検出器の組み合わせによる自動蛍光補正と補正値のライブラリー化が可能
【利用可能な消耗品・試薬】
- CytoFLEX Sheath Fluid(シース液):機器下
- Flow Clean Cleaning Agent(洗浄液):機器横
- CytoFLEX Ready to Use Daily QC Fluorospheres(精度管理用ビーズ):冷蔵庫ドアポケット
(残りが少なくなりましたら中畑までご連絡ください)
上記をお守りいただけない場合は、使用をお断りします。
使用上の注意と予約方法
使用上の注意
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- シース液は、専用のCytoFLEX Sheath Fluidのみ使用可です。アイソフローはご使用できませんので、ご注意ください。
- QCビーズは隣の冷蔵庫に保管していますので、ご使用ください。
- 廃液は各自で処分してください。隣の流しは使用できません。
- シャットダウンの際、Flow Clean洗浄は5分、DI Water洗浄5分を行ってください。
- 感染性の検体を流された際は、測定モードで10%ブリーチで10分洗浄し、DI Water洗浄10分を行った後、Daily Cleanを行い、シャットダウンしてください。
- データは、CytExpert Dataのフォルダに各研究室のフォルダを作成し、研究室ごとに管理してください。データのバックアップはしておりません。
- マニュアル(日本語・英語)はデスクトップにおいてありますので、ご自由にコピーしてください。
- CytExpertのソフトウエアをご自身のパソコンにインストールすることもできます。ただし、Windowsのみ対応となります。必要な方は管理者までご連絡ください。
- 使用簿に記入してください。予約はGoogleカレンダーからお願いします。
- 不具合がありましたら、管理者までご連絡ください。保守契約はしておりませんので、ご注意ください。
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